吉田神社節分祭「山秀の恵方巻」「河道屋の年越し蕎麦」
節分といえば吉田神社の節分詣。
黄金四つ目の方相師が鬼をやっつける
「古式追儺式(鬼やらい神事)」が、夙に知られる。
黄金四つ目の方相師が鬼をやっつける
「古式追儺式(鬼やらい神事)」が、夙に知られる。
吉田神社は、平安遷都から65年、
貞観元年(859年)中納言藤原山蔭が平安京の鎮守神として創建。室町時代以来の伝統を誇る吉田神社の節分祭は、
その宮中にて毎年執行されていたものを、
古式通りに厳修に継承されているもので、
京洛の一大行事となっている。
貞観元年(859年)中納言藤原山蔭が平安京の鎮守神として創建。室町時代以来の伝統を誇る吉田神社の節分祭は、
その宮中にて毎年執行されていたものを、
古式通りに厳修に継承されているもので、
京洛の一大行事となっている。
纏わる話やご利益のほどは次の機会に委ね、節分詣での楽しみをご案内したい。
境内には、約800余の露店が建ち並び期間中には数十万人の賑わいがある。
弘法さんや天神さんの市とは一味違う賑わいは、
吉田山の持つ神さびた独特な空気の所為かも知れない。
弘法さんや天神さんの市とは一味違う賑わいは、
吉田山の持つ神さびた独特な空気の所為かも知れない。
その大元宮に向かう参道傍に、
立ち寄ることを忘れてはならない店が二軒ある。
立ち寄ることを忘れてはならない店が二軒ある。
一軒は「恵方巻」を売る「山秀」
もう一軒は「年越し蕎麦」を食べさせる「河道屋のれん会」
節分の夜は大晦日である。
まず、境内で年越し蕎麦を食べ、
家に帰りその邪悪の象徴である鬼を懲らしめる力を持つ炒った豆を、
歳の数に一つ足して食べ、
食べた翌日が立春、
つまり新年が厄除招福の一年間であることを願って、恵方巻を食べるのである。
まず、境内で年越し蕎麦を食べ、
家に帰りその邪悪の象徴である鬼を懲らしめる力を持つ炒った豆を、
歳の数に一つ足して食べ、
食べた翌日が立春、
つまり新年が厄除招福の一年間であることを願って、恵方巻を食べるのである。
食ってばかりだが、節分の夜の年越しならではないか。
地名にある神楽岡の名の表すように、まさに神座(かみくら)の岡での「火炉祭」が待ち遠しい。
地名にある神楽岡の名の表すように、まさに神座(かみくら)の岡での「火炉祭」が待ち遠しい。
節分祭の主な祭事
2月 1日 午前8時 節分前日祭 本宮・大元宮
疫神祭 大元宮中門
午後6時 追儺式(鬼やらい神事) 本宮前 舞殿2日 午前8時 節分当日祭 本宮・大元宮
午後11時 火炉祭(古神札焼納神事) 本宮前 火炉1,2日の両日には約800店の露店が立ち並びます
3日 午前9時30分 節分後日祭 本宮・大元宮
節分3日間 大元宮内院特別参拝
吉田神社
京都市左京区吉田神楽岡町30
075-771-3788
http://www.yoshidajinja.com/setubunsai.htm