アイデア・ナイト 2020 「発酵の文化: 食からデジタルまで」
フランス国内外で同日に開催される「アイデア・ナイト」は、討論と意見交換の場であり、国際的なトーク・イベントです。2016年以降、90か国で200回以上開催されています。
http://www.lanuitdesidees.com
アンスティチュ・フランセ日本では、2017年より「アイデア・ナイト」を開催しています。初回は海洋(東京)と都市の活性化(京都)、2018年にはユートピアをテーマに実施しました(京都)。昨年は東京国際フランス学園で青少年を対象に開催。そして2020年、世界中で同日開催される「アイデア・ナイト」の共通テーマは、“生きていること”です。
日本では、「発酵の文化:美食からデジタルまで」をテーマに、京都でアイデア・ナイトを開催します。多くの書籍が出版され、注目を集める発酵の文化。生命、変容、成熟に関連する発酵をキーワードに、当日は様々な国籍や分野のパネリストを迎えて意見を交換します。美食(味噌、醤油、ワイン)、人類学のみならず、発酵土を素材とする建築、さらにはデジタルの観点から、ともに発酵について考える夕べです。
お時間が許す方は討論会の後、フランスのオーガニックワインで和やかに語らいましょう 。
ドミニク・チェン / モデレーター
情報学研究者。早稲田大学文学学術院 表象メディア論系 准教授、起業家、情報学研究者。2016年度から2018年度までグッドデザイン賞・審査員、「技術と情報」、「社会基盤の進化」フォーカスイシューディレクターを務める。『未来をつくる言葉』(新潮社)など著書多数。
ゲルゲイ・ペーター・パルナ
京都工芸繊維大学で伝統的な木造軸組構法を学び、卒業後、宮大工として奈良県の重要文化財である称念寺の保存に従事。2018年、同大学大学院で博士号を取得後、 (株) ネオマテリアでデジタル製造のデザイン研究員。2019年12月から京都工芸繊維大学 KYOTODesign Labがおこなう、デザイナー・イン・レジデンス 2019に参加。トマ・オルティーズ
エネルギーとバイオロジーとテクノロジーを組み合わた研究をするフランス系スペイン人のエンジニア兼アーティスト。
「パレオ・エネルギー」プログラムの創設メンバー。『エネルギーの愉快な発明史』が河出書房新社より日本語訳本が出版。小倉ヒラク
発酵デザイナー。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。山梨の山の上に発酵ラボをつくり日々菌を育てながら微生物の世界を探求。著書に『発酵文化人類学』。
- アイデア・ナイト 2020
- 発酵の文化: 食からデジタルまで
- 日時
- 1月30日(木)
18:00-20:00
※終了後、ご希望の方はワインとともにディスカッションの続きをどうぞ( ドリンクは有料 ) - 場所
- アンスティチュ・フランセ関西ー京都
京都市左京区吉田泉殿町8 - 入場無料
- 日仏同時通訳付
- 問い合わせ
- ※事前のご予約をおすすめします。
下記のフォームよりお申し込みください。
/ - 参照web
- https://www.institutfrancais.jp/kansai/agenda/nuitdesidee2020