茶の湯 -禅と数寄-
日本文化を代表する、茶の湯。その歴史は禅とともにありました。相国寺は中世には室町将軍が行った唐物を使った茶の湯、桃山には千利休も参加した織田信長の茶会の開催地でありました。相国寺、そして金閣、銀閣につたわる名物茶道具を、禅の精神性が宿る美術品とともに紹介。
相国寺の茶の湯も、時代と共に変化してきました。中世には室町将軍家の唐物賞翫の茶の湯がくりひろげられました。戦国の世に移ると織田信長が相国寺で茶会を催し、その場に千利休も参加するなど、現在の茶の湯が形成される黎明期に相国寺は大きな役割を果たしました。そして江戸時代には後水尾院の文化圏で育まれた新たな茶の湯が相国寺やその山外塔頭である鹿苑寺で盛んになりました。 名物とされた茶道具達も様々な人物の手を経て、ここ相国寺に伝えられました。
☆★☆★ 茶の湯 -禅と数寄- II期 ☆★☆★
■開催日時:2020/1/11~3/29 10:00~17:00
会期中無休
■開催場所:相国寺承天閣美術館
〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
■入館料金:一般800円 65歳以上・大学生600円 中高生300円 小学生200円
■お問合せ: 075-241-0423
■URL : http://www.shokoku-ji.jp/top.php