何必館コレクション 北大路魯山人展 -和の美を問う-
北大路魯山人は、京都上賀茂神社の社家に生まれ、書家、篆刻家として出発し、陶芸をはじめ、絵画、漆芸、金工など、分野を超えて個性溢れる作品を数多く生み出しました。また、美食の追求からその実践の場として「美食倶楽部」、「星岡茶寮」を創設し当時第一級の政治家や財界人、文化人らが集うサロンとして、その名は全国に広まりました。
鎌倉の「星岡窯」で、魯山人自身が使うために生み出された器の美しさは、日本だけでなく、海外でも高く評価されています。昭和29年、ニューヨーク近代美術館において「魯山人展」がかいさいされたのをはじめ、国内外で多くの展覧会が開催され、魯山人の作り上げた美学は没後半世紀を経た今もなお、人々を魅了してやみません。
本展覧会では、コレクションの中から厳選した作品約100点を、初公開の作品も含めて「陶」「書」「茶」「花」「食」の5つのテーマに分け、古材や更紗、根来などと取り合わせ全館を使い展示。
生涯をかけて日本の美と食を追及した北大路魯山人の「和の美」の魅力をご高覧ください。
何必館コレクション
☆★☆★ 北大路魯山人展 -和の美を問う- ☆★☆★
■開催日時:2019/11/3~2020/1/19 10:00~18:00
休館日/月曜日 12/28~1/4 (11/4,1/13は開館)
■開催場所:何必館・京都現代美術館
京都市東山区祇園町北側271
■入 場 料:一般1000円 学生800円
■お問合せ:075-525-1311 kaahitsukan@kahitsukan.or.jp
■U R L :http://www.kahitsukan.or.jp