広沢池の鯉上げ
嵐山渡月橋の最後の紅葉の写真を撮りに出かけた。明8日からは、嵐山花灯路 が催され、ライティングで化粧された姿になるとの思いからであった。
そのあと、衣笠に向かう途中の広沢で足を止められた。
長閑な田園風景に見とれたかったわけではない。
広沢池の水が無く、遠くに焚き火と人盛りが見えたからである。
どうしたことかと・・・
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大覚寺は大沢池だが、広沢池も所管している。
広沢池の石碑に刻まれている文字が、それを示している。
あっそうかっ! 池ざらえで鯉上げか・・・
揚げられた魚は売られている。
普段、魚を買いに行くことがないので、安いか高いかが分からない。
目方も1キロでどれぐらいあるかも分からない。
買出しに来た人達のやりとりに耳を傾けるばかりであった。
これは鮒である。大暴れしている。シャッターを慌てて切り始めた。
殺生とばかり言っていられないし、魚たちも力を振り絞っている。
こうして晩秋から、冬の京が始まっていくのだろう。
次に魚たちに出逢うのは、おばんざい屋であろうか。
12月1日(土)~12月30日(日)頃
京都市右京区嵯峨広沢町
お問合せ:京都市産業観光局観光部
管理者:洛西土地改良区