甲斐扶佐義回顧展「京都詩情」
京都の伝説的喫茶店ほんやら洞(2015年焼失)やBAR八文字屋の経営で知られる写真家甲斐扶佐義(かいふさよし)さんの回顧展が開催される。
甲斐扶佐義写真展実行委員会主催で、元離宮二条城での「京都詩情」写真家甲斐扶佐義 初回顧展となる。
甲斐は、90年代には京都新聞紙上でフォト&エッセイを連載し、2001年より連続的に欧米各地で招待個展を開催。写真集は「路地裏の京都」「Beautiful Women in Kyoto」「京都の子どもたち」「京都猫町ブルース」等、40冊以上出版している。また、京都美術文化賞や、パリ・ボザール展ジャン・ラリヴィエール賞を受賞するなど、国内外で高く評価されている。
2019年にはフランクフルトのGalerie Isolaで個展を開催するなど、近年もその創作意欲はとどまるところを知らない。
また,本写真展は「ニュイ・ブランシュKYOTO 2019」のプログラムでもあり,10月5日(土曜日)は夜間開催もある。
キュレーター:パスカル・ボース Pascal Beausseは、美術評論家、キュレーター。パリのフランス国立造形芸術センター (CNAP)の写真コレクションのキュレーターであり、ジュネーブ造形芸術大学 (HEAD)の客員教授を務める。
- 「京都詩情」
- 写真家 甲斐扶佐義 初回顧展
- 会期
- 令和元年9月21日(土)~10月6日(日)
午前8時45分~午後5時(入城は午後4時まで)
※10月5日(土曜日)のニュイ・ブランシュ当日は午後6時~午後10時も開場
(最終入場は,午後9時45分) - 場所
- 世界遺産・二条城 二の丸御殿台所(重要文化財)
- 料金
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無料(別途入城料が必要)
※10月5日(土曜日)の午後6時以降は写真展会場のみ公開のため,入城料不要 - 内容
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1970年から現在までの約50年の間に撮影した甲斐扶佐義氏の写真(約150点)を5つのテーマで展。
関連イベントも実施予定。
(テーマ案)
1 京都詩情
2 子どもの遊び
3 猫の町
4 女性の永遠の美
5 芸術家が集う場所 - 主催/問い合わせ
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京都市,元離宮二条城 甲斐扶佐義写真展実行委員会
共催:京都市教育委員会,アンスティチュ・フランセ関西
MUZ ART PRODUCE(担当:カルドネル佐枝,森詠美)
TEL: 075-205-5396 メール:kai.exhibition@muz-art.jp - 参照web
- http://kaifusayoshi.website/