伝統の火祭り”松上げ”一覧
●花背松上げ 8月15日
京都市左京区花背八桝町
21時頃 松明点火(小雨決行)
河原に立てられた約千本の松明がいっせいに点火され、大笠をとりつけた高さ約20mの檜丸太の頂上に向かってあげ松という小さな松明を次々と投げ上げて火をつけます。愛宕神への火除けの祈願とともに、精霊の送り火となります。
お問合せ : 左京区役所花脊出張所 電話番号: 075-746-0215
●小塩の上げ松 8月25日(8/23に近い日曜日)
京都市右京区京北小塩町
20時頃から
15mの燈篭木の先端に付けた「もじ」と呼ばれるもの(直径2m高さ4m)に松明を放り上げます。
お問合せ : 右京区役所京北出張所 電話番号: 075-852-0300
●久多宮の町松上げ 8月23日
京都市左京区久多宮の町
20時~21時
約10mの高さの柱松に手松明を投げ上げます。地元では「チャチャンコ」と称し、地蔵盆の行事として行われます。松上げの準備は22日9時から。当日まで展示されます。
お問合せ : 左京区役所久多張所(平日のみ) 電話番号: 075-748-2020
●広河原松上げ 8月24日
京都市左京区広河原下の町
20時30分頃 松明点火(小雨決行)
愛宕神に火除けの祈願をする行事で、花背八桝町の松上げと同じ大笠に松明を投げ入れる。
お問合せ : 左京区役所花脊出張所 電話番号: 075-746-0215
●美山のあげ松(松あげ) 8月24日
南丹市美山町/ 鶴ヶ岡・盛郷・芦生
山里の夜空を焦がす幻想的な火祭り
町内4地区(盛郷・川合・殿・芦生)に伝承される火祭りで、川べり一帯に点された松明を、高さ20mを超える灯篭に放ち点火させ、農作物の豊かな実りへの感謝と火の神「愛宕神社」へ火魔封じを願い、献燈されるのものです。 芦生では松上げと呼ばれます。
お問合せ : 鶴ヶ岡振興会 電話番号: 0771-76-9020
●牧山の松明 8月24日
南丹市日吉町中世木/ 普門院
観音さんのお燈明から移された火で大小三種類の松明が夏の夜空に燃え続ける。
仏の供養ということで観音さんの前で送り火をする。大松明三本は三株ある株(同族組織)のカブガシラを献じたもので、他に添松明、小松明が灯される。松明がよく燃える年は、豊作になると言われている。
お問合せ : 日吉町観光協会 電話番号: 0771-72-0196
●雲ケ畑松上げ 8月24日
京都市北区雲ケ畑 / 出谷町、中畑町
20時頃から松明点火
福蔵院境内(出谷町)と高雲寺境内(中畑町)に4m四方ほどの櫓が組まれ、それに点火して盆の精霊送りと同時に火難除けと五穀豊穣を祈願する。点火される櫓には文字が描かれていて点火されるまで秘密にされている。
お問合せ : 北区役所雲ケ畑出張所 電話番号: 075-406-2001