堂本印象 ほとけを描く ほとけを愛でる
日本画家の堂本印象(1891-1975)は、生涯多くの仏画を描いています。昭和10年代(1935-44)は、印象が宗教画家として最も活躍した時期であり、その代表作として、大阪・四天王寺の五重宝塔内の仏画を手がけています(1940年)。不運にも五重宝塔は戦火により焼失してしまいますが、幸い下絵はのこされました。
今回は、この四天王寺五重宝塔の下絵を一挙に展示するとともに、関連する仏画も展観し、印象が宝塔仏画を描いた軌跡をたどります。
さらに特別に、堂本印象コレクションのなかから、平安~鎌倉時代の仏像を初公開します。優れた目利きとしても知られる印象が愛した仏像をこの機会にお楽しみください。
【講演会】
「堂本印象旧蔵の仏像をめぐって」
2019年6月2日(日)
講師:礪波恵昭(京都市立芸術大学教授)
時間:14:00~
場所:学校法人立命館旧堂本印象邸(美術館東隣)
定員:30名(当日13:00から美術館ロビーにて整理券を配布します。)入館券または65歳以上の方は公的証明書が必要です。【野外イベント】
琉球ヴァイオリン 庭園コンサート
2019年 6月9日(日)
時間:13:30~/14:30~
演奏:大城敦博
場所:堂本印象美術館 庭園(入場無料)
京都府立 堂本印象美術館 企画展
☆★☆★ 堂本印象 ほとけを描く ほとけを愛でる ☆★☆★
印象コレクションの秘仏初公開・まぼろしの四天王寺宝塔の仏画
■開催期間:2019/5/29~9/23 9:30~17:00
休館日/毎週月曜日 ・(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
■開催場所:堂本印象美術館
〒603-8355 京都府京都市北区平野上柳町26−3
■料 金:一般500円 高大学生400円 小中学生200円
■お問合せ:075-463-0007
■URL :http://insho-domoto.com