GW2019☆千本ゑんま堂大念佛狂言
壬生狂言、嵯峨大念仏狂言、神泉苑大念仏狂言と並んで京の四大狂言の一つです。
ところが、他の三つが無言であるのに対して、ここは有言の仮面喜劇なのです。
だから、見ていて、とても分かりやすいです。
寛仁年間(1017-21)開山定覚が教言として始めたのが起こりで、
現在千本ゑんま堂大念佛狂言保存会によって演じられています。
本年の詳細programは・・・こちら
例年通りゑんま堂狂言は新元号施行日の5月1日を初日として、4日まで催しますが、今年は「新元号記念公演」として今年のみ限定で、5月2日(木祝)の昼公演を追加させて頂きます。
記念公演では新元号にちなんだ演出を随所に盛り込んで、お客様と一緒にお祝いしたいと考えています。
さらに、復活演目『木の本地蔵(きのもとじぞう)』を上演。
全36演目をたっぷり演じさせて頂きます。
こんなエピソードがあります。
「後小松天皇は、足利義満に桜の美しさを伝え、
義満もこの桜の美しさに心を奪われたようです。
足利義満が訪れ、普賢象桜と狂言を愛で、大層感嘆してこう言った。
「桜のさかりに狂言を行うべし」と。
狩野永徳の洛中洛外図の中にも狂言を演じている様子が描かれていることからも、
ゑんま堂狂言の歴史が覗えます。
☆★☆★ 千本ゑんま堂大念仏狂言 ☆★☆★
■開催日時:2019/5/1 ~ 5/4
1・2日 19:00~
3・4日 15:00~ 18:00~
■開催場所:引接寺 (千本ゑんま堂)
602-8307 京都市上京区千本鞍馬口下ル閻魔前町34
■料 金:無料
■お問合せ:075-462-3332 / 075-432-5403(沢田)
http://yenmado.jp/
http://www.geocities.jp/e_kyogen