秋季特別展「京都七宝の時代」 ☆ 並河靖之七宝記念館
明治大正期の七宝家、並河靖之の旧邸である「並河靖之七宝記念館」では、ただ今秋季特別展「並河靖之―心の七宝」を開催中です。旧並河邸は明治27年に竣工、京都の伝統的な商家の構えをしています。母屋は2階建で、縁側にはめられたガラス障子は当時はモダンなものでした。
また、母屋の前に広がる庭園は、七代目小川治兵衛によるもの、こちらもみどころです。琵琶湖疏水から引いた水がたゆまなくそそぎ、その流れは母屋の縁の下へも流れ、やわらかに響く水音が邸内を満たします。並河七宝の数々の作品とあわせ、縁側で新緑の美しい庭園をゆっくりお楽しみください。
「明治150年」の秋、「開館15周年」を迎えた当館にて、靖之と職工たちが真心を尽くした七宝にお出逢いただき、千年の都・京都の人々が成し遂げていった新たな時代の創造の美をご堪能ください。
☆★☆★☆ 秋季特別展「並河靖之―心の七宝」 ☆★☆★☆
■開催日時:2018/9/7~12/16 10:00~16:30
休館日/月曜日・木曜日 (祝日の場合開館・翌休)
■開催場所:並河靖之七宝記念館
〒605-0038 京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388
■休園日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
■入園料 :一般800円 大学生・70歳以上600円 高中生400円 小学生以下無料
■お問合せ:075-752-3277
■URL :http://www8.plala.or.jp/nayspo/