明治150年記念企画展 美の新風-奈良と洋画-
A new phase of the beauty
– Western-style paintings and Nara
「洋画」とは、日本古来の画材や技法を用いた「日本画」に対し、ヨーロッパで生まれた油彩画や水彩画などを指し、明治時代以降、本格的に日本に定着した絵画の一分野です。この新しい文化が奈良にもたらされたのは、 穏やかな気候と豊かな自然にひかれ、洋画家たちが奈良を訪れるようになる明治時代も後半のことです。以降、この地に移り住んだ画家たちによって画塾や展覧会が開かれるようになり、一方では、学校での美術教育を通じて国内外で活躍する画家も輩出されるなど、洋画は徐々に奈良の地に根づいてゆきました。
この展覧会では、本年が明治時代の始まりから 150年を迎えるのを記念して、この時代に大きな動向を見せた「洋画」の奈良での展開を紹介します。奈良ゆかりの作家たちによる作品や、奈良を描いた洋画の名品をご覧いただき、古都に吹いた美の新風を感じてください。
[関連事業] ※ミュージアム・コンサート、制作体験コーナー以外は要観覧券
※詳しくは美術館までお問合せ下さい■ワークショップ「オイルパステルで描く風景画」募集ちらしはこちら(jpg 2824KB)
講師 : 狩野宏明氏(奈良教育大学 美術教講座 准教授)
7月22日(日曜日)14時00分~16時00分 レクチャールーム前 定員20人■講演会「美の発見~作品が生まれる時」
講師:南城 守氏(絹谷幸二天空美術館顧問/キュレーター)
8月4日(土曜日) 14時00分~15時30分 レクチャールーム 先着 80人■実技講座「板に描く-さまざまな画材を使って表現しよう!」
講師:森川浩孝氏(画家/関西文化芸術高等学校・関西文化芸術学院教員)
8月11日(土曜日・祝日) 13時30分~15時00分 レクチャールーム 先着 20人 参加費無料
※どなたでも参加 O.K. 小学校低学年未満の方はご家族同伴で■美術講座「奈良と洋画」 講師:当館学芸員
9月2日(日曜日) 14時00分~15時30分 レクチャールーム 先着 80人■制作体験コーナー「 Landscapes リンクする風景たち」会期中随時 レクチャールーム前
企画実施:奈良教育大学 美術教育専修 絵画研究室■ギャラリートーク 7月28日(土曜日)、 8月25日(土曜日)、 9月15日(土曜日)
各日 14時00分~15時00分 展示室 担当:当館学芸員■ご希望者に対し、ボランティアによる展示解説 会期中随時 展示室
■ミュージアム・コンサート 案内ちらし(表)(pdf 550KB) (裏)(pdf 96KB)
☆★☆★ 明治150年記念企画展 美の新風 -奈良と洋画- ☆★☆★
■開催期間:2018/7/21~9/17 9:00~17:00
休館日/月曜日 ただし9/17(月曜日・祝日)は開館
■開催場所:奈良県立美術館 〒 630-8213 奈良市登大路町10-6
■主 催:奈良県立美術館、
■入 場 料:一般400円 大高生250円 中小学生150円
■お問合せ:0742-23-3968
■URL :http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=11842
https://www.facebook.com/narakenmuseum