「私のレンズを通して見た、占領下のパレスチナ」
国連安全保障理事会が「イスラエルによるパレスチナ占領地での入植活動は国際法違反である」と非難しているにもかかわらず、パレスチナに住む人々は、代々受け継いできた土地に暴力的な手段で入植するイスラエルの行為に日常的に苦しめられているのが現状です。
パレスチナ西岸地区ビリン村の住人であるハイサム・ハーティブ氏は、こうした悲惨な現状を世界に伝えたいと考え、2005年からジャーナリスト・カメラマンとして、イスラエル兵からゴム弾や催涙ガス弾で狙われるデモ参加者の様子やイスラエル兵が夜間に民家を包囲して捜索する場面などを撮影し、ソーシャルメディアなどで配信してきました。
NPO法人アースキャラバンは、ハーティブ氏が撮影した写真を通して、パレスチナで何が起こっているのかを当事者の視点から伝えたいと本展を企画しました。
本展では、現地の写真22点と映像、およびパレスチナの歴史を解説するパネルを展示します。パレスチナ問題の現状を知り、どのように解決できるかを考える機会になることを願っています。
第115回ミニ企画展示
★☆★ 「私のレンズを通して見た、占領下のパレスチナ」 ★☆★
■開催期間:2018/4/28~5/20 9:30~16:30
休館日/月曜日
■開催場所:立命館大学国際平和ミュージアム 2階常設展示室内
603-8577 京都市北区等持院北町56-1
■料 金:大人400円 中高生300円 小学生200円
■お問合せ:075-465-8151
■URL :http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/event/mini/2018/180418/mini_115th.html