平成最後の斎王代、母は昭和最後の斎王代。
第63代斎王代は、坂下志保さん(23)=京都市左京区、会社員=が務める。
2009年には采女(うねめ)として参列しており、本家八ッ橋西尾(左京区)専務で母の美保さんも、1988年に第33代斎王代を務めており6組目の親子の斎王代となった。母は昭和最後の斎王代で、坂下さんは平成最後の斎王代になる。
志保さんは、今春同志社大を卒業し、4月から空調機器メーカー勤務。
趣味は京舞、フラワーアレンジメント、しの笛。
葵祭に先立ち、5月4日午前10時から御手洗川に指先をつけ清める「斎王代女人列御禊神事」が上賀茂神社で執り行われる。
神事次第
一、斎王代や女人列が一ノ鳥居より参進
一、手水の儀
一、橋殿殿上に著座
一、中臣祓詞宣読(のりとせんぞく)
一、斎王代や女人列の修祓
一、御手洗川にて御禊
一、形代(かたしろ)にて解除(げじょ)
一、本殿を遥拝
一、全員退下
斎王代女人列御禊神事など詳しくは、葵祭特設サイトで
http://aoi.kyotocf.com/saiji/saioudai-misogi/