永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!― 細見美術館
2018年は日仏友好160周年、さらには、京都市とパリ市が友情盟約締結60周年を迎えます。この記念すべき年に、当館はフランスの偉大なアマチュア写真家 ジャック=アンリ・ラルティーグの写真展を開催する運びとなりました。
本展では、彼の幼年時代から晩年までの代表的な作品に、日本初公開となるカラー作品などを通して、写真をたのしみ、過ぎゆく時間や人生の歓びを捕えようとしたラルティーグの世界を紹介します。
ジャック=アンリ・ラルティーグ(1894-1986)
20世紀初頭のフランスのアマチュア写真家。
1894 年、フランスのパリ郊外クルブヴォワの非常に裕福なブルジョワの家庭に生まれる。
幼年時代に父親に買い与えられた木製ビューカメラに夢中になり、生涯にわたって日常の幸せな瞬間を記録し続けた。1963年、ラルティーグ68歳の年に、ニューヨーク近代美術館で開催された大規模な回顧展で一躍脚光を浴びる。70歳を目前にしたあまりにも遅咲きのデビューは、世界中に大きな衝撃を与えた。以来、この“偉大なるアマチュア写真家”の展覧会、出版が世界各地で相次ぎ、現在では写真の巨匠としてその名前は、写真史に大きく刻まれている。
本展は、愛媛県美術館が所蔵する約7,000件に及ぶ非水コレクションから、選りすぐりの名品を紹介するものです。京都の美術館で杉浦非水を単独で取り上げる初めての展覧会となるこの機会に、非水のモダンかつおしゃれなデザイン世界を是非ご堪能ください。
☆★☆★永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―☆★☆★
■開催日時:2018/4/21 ~ 6/3 10:00~18:00
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
■開催場所:細見美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
■料 金:一般1300円(1200円) 学生1000円(900円)
■お問合せ:075-752-5555 info@emuseum.or.jp
■URL :http://www.emuseum.or.jp/index.html