光の糸が紡ぐほとけさま展
縫物で作られた仏さまを「縫仏(しゅうぶつ)」と呼びますが、フィルノット様は、光ファイバーをマクラメ技法(装飾的にひもを結ぶ技法)で結びその結び目が光ることを利用し、全く新しいほとけさまのお姿を作られました。
呼吸をするように、ゆっくりと柔らかく変わっていく極彩色のほとけさまは、圓徳院の夜間拝観のテーマである「悠久」を彷彿とし、また当寺がお祀りする豊臣秀吉公の御正室・北政所ねねさまを偲ぶ雰囲気の中で、まさに人間の善なる部分に染み入ってくる思いを持っていただけると思います。
作品
①曼荼羅 胎蔵界中大八葉院部
②曼荼羅 金剛界理趣会部
③大日如来
④聖観音
⑤普賢菩薩
⑥不動明王坐像
⑦不動明王立像
⑧七福神
⑨風神
⑩雷神
⑪飛天
⑫天女
⑬琵琶の踊り子
☆★☆★ 光の糸が紡ぐほとけさま展 ☆★☆★
■開催期間:2018/3/9~5/6 10:00~22:00(日没後ライトアップ)
■開催場所:高台寺・圓徳院
〒605−0825 京都市東山区高台寺下河原町530
■拝 観 料:大人500円 中高生200円 ※小学生以下無料
高台寺との共通拝観券(掌美術館入館付)900円
■お問合せ:高台寺・圓徳院 075-525-0101
■URL http://www.zen-kotohajime.com/