特集展示☆いぬづくし ─干支を愛でる─
社会性が高い犬は、古くから人間に愛されてきました。やはり猟犬としてのかかわりが古く、『播磨国風土記』には麻奈志漏(まなしろ)という応神天皇の猟犬の話が出てきます。
その一方で、愛玩犬 特に、小型室内愛玩犬として狆(ちん)と呼ばれた一類があります。現在では白黒の長毛で鼻がくしゃっとつまった(短吻種と言います)ジャパニーズ・チンと呼ばれる日本原産の改良・固定種が狆とされています。
狆の歴史は非常に古く、短吻種犬は、チベット原産で奈良時代には既に日本に伝わっていました。しかし、江戸時代には、短吻種だけではなく、長吻種の日本テリアに近い姿のものも狆と呼ばれていました。
新春特集陳列
☆★☆★ いぬづくし ─干支を愛でる─ ☆★☆★
■開催日時:2017/12/19~2018/1/21 9:30~17:00 毎週金・土曜日は20:00まで
休館日/月曜日(ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館) 年末年始(12/25~1/1)
■開催場所:京都国立博物館 平成知新館2F-1・2
〒605-0931 京都府京都市東山区茶屋町527
■料 金:一般520円 大学生260円 高校生以下・満70歳以上無料
■お問合せ:075-525-2473
■URL :http://www.kyohaku.go.jp/