有元利夫展-物語をつむぐ/大山崎山荘美術館
有元利夫(1946-1985)は、1978年に具象洋画の新人登竜門であった安井賞展において、《花降る日》でこの年のみの特別賞となった安井賞選考委員会賞を受賞。さらに81年の同展で大賞である安井賞を受賞し、将来に大きな弾みをつけました。しかしながらその4年後、この世を去ります。1975年の初個展開催からわずか10年の画業。38歳という芸術家としての大輪の花を開かせる途上のことでした。しかし、その独特の存在感あふれる絵画・版画などの作品は、多くの人に愛され、没後30年を経た現在、ますますその評価を高めています。
本展覧会では、有元利夫の絵画をはじめ、版画や立体も含めた主要作品およそ50件が紹介されます。関西では10年ぶりとなる展観で有元利夫の多様な作品世界に触れ、作者が作品に託した希望、愉しみ、感動を分かちあい、美術と建築・自然が調和した環境のなかで深まる秋の時間をお過ごしください。
☆★☆★ 有元利夫展-物語をつむぐ ☆★☆★
■開催日時:2017/9/16~12/10 10:00~17:00 (入館16:30まで)
休館日/月曜日 (月曜祝日は翌火曜) ただし9/18、10/9、11/20、11/27、12/4の月曜開館
※振替休館日は9/19、10/10
■開催場所:アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3
■料 金:一般900円 高大生500円 中学生以下無料
■お問合せ:075-957-3123
■URL :http://www.asahibeer-oyamazaki.com/