決定的瞬間 HENRI CARTIER-BRESSON展 ☆何必館・京都現代美術館
アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004)は、20世紀という時代を撮らえ表現した、世界で最も重要な写真家です。
1952年の写真集「Images a Ia Sauvette(すりぬけていく映像)」はアメリカで『The Deeisive Moment(決定的瞬間)』と訳され、むけれこの言葉と共に作品は世界の写真家に大きな影響を与えました。アメリカ、中国、インドなど世界各地を訪れたブレッソンは、小型カメラ『ライカ』によってロシアの解放やガンジーの死など歴史的な瞬間を撮影すると同時に、その土地に生きる人々の生活も撮らえてきました。
ブレッソンは時代を撮った。つまり人間を撮った。カメラの現場とは、そこにしかないのかもしれないということを、彼の現代への批評精神とみることができるのではないでしょうか。
本展では、アンリ・カルティエ=ブレッソンが生涯をかけて撮影した作品の中から、サイン入りオリジナルプリント約60点と併せ、ブレッソン夫人であるマルティーヌ・フランク撮影の、日常のカルティエ=ブレッソンの写真も展示。
☆★☆★ 決定的瞬間 HENRI CARTIER-BRESSON展 ☆★☆★
■開催日時:2017/4/5~6/18 10:00~18:00
休館日/月曜日 (祝日は開館/但し、3/20は開館)
■開催場所:何必館・京都現代美術館
京都市東山区祇園町北側271
■入 場 料:一般1000円 学生800円
■お問合せ:075-525-1311 mailto:kaahitsukan@kahitsukan.or.jp
■U R L :http://www.kahitsukan.or.jp