中堂寺六斎念仏踊 4/29 伏見稲荷大社御旅所
踊念仏は、平安時代中期の僧空也によって始められた、
托鉢に用いる鉢を叩いて、洛中の街々で「南無阿弥陀仏」を唱えて廻わり、
人々の不安を取り除いたのが六斎の始まりだ。
伏見稲荷大社御旅所 氏子祭宵宮では、京都中堂寺六斎会の六斎が奉納される。
中堂寺六斎会、年度初めの一山打ちで演技者の初舞台ともなる。
中堂寺は、北は松原、南は花屋町、東は大宮、西は御前通りを境とした地域であり、
稲荷山に祭祀されている五社のひとつ「下の社」が中堂寺地区の氏神さんである。
歴史的に塩小路地区も同じ神輿で、隔年で本祭り、居祭りを繰り返している。
稲荷祭(稲荷大社)は五条通を境に南北を祇園祭(八坂神社)と二分する氏子域である。
その御旅所は、「石玉垣」に囲まれうっそうと樹木が茂っている。
神輿駐輿中の境内は、縁日さながらの屋台が立ち並び、
普段の静けさとは様変わりし、六斎の音色に大層賑わう。
伏見稲荷大社御旅所 氏子祭奉納
日時:平成29年4月29日(祝) 19時半頃~(御霊遷しが終わり次第の奉納となります)