日本の伝統工芸 ☆★☆鍋島緞通展
三百年の歴史を誇る鍋島緞通
今からおよそ340年前、江戸寛文12年~元禄元年(1672年~1688年)頃に中国より緞通の技術が伝わり佐賀で生産。その後、佐賀藩から将軍家への献上品にも用いられ、一般への売買は禁止されていました。明治以降は一般にも販売されるようになり、国内外の博覧会に出品、受賞するなど、名声が高まり「鍋島緞通」の名称が定着しました。鍋島緞通は毛足の長い柔らかい風合いが特徴であり、その技法や素材、図案等は後の堺緞通や赤穂緞通などにも影響を与えたと云われています。大きさはたたみ一畳が基本。模様は牡丹文、唐草文が多く、中でも蟹牡丹(かにぼたん)と呼ばれる図案が代表的です。
鍋島緞通は
全て木綿の糸で織られます
木綿の強さとやさしさ
しなやかさ
伝統とモダン
格と華やぎ
百年後も受け継がれるような
仕事をしたい
私達はただひたすらに
織り続けます
日本の伝統工芸
☆★☆★ 鍋島緞通展 ☆★☆★
■開催日時:2017/3/7~3/12 10:30~20:30 (最終日:18:00まで)
■開催場所:喜聞堂 アートスペース余花庵
〒604-0925 京都市中京区寺町通御池上ル上本能寺前町475(京都市役所西側)
■料 金:無料
■お問合せ:075-212-9793
■URL :http://yokaan.com/2017-0221_exhibition.html