新春展 描かれた茶の湯 後期★茶道資料館
「日常茶飯事」と言われるように、茶は身近なものとして人々に親しまれてきました。
室町時代には、寺社など人が集まる場で茶が振る舞われる一方、精神性を前 面に押し出した「わび茶」が誕生し、茶室の中で亭主と客が一体となって、その空間・時間とともに茶を味わうようになります。天正15年(1587)、豊臣秀吉が貴賤や貧富を問わず参加を呼びかけた「北野大茶湯」では、800もの茶屋が設けられたと言い、茶の湯の流行をみることができます。男性主体に行われてきた茶道は、明治時代になると、身に付けるべき礼式の一つとして女性たちにも広まり、今日に至っています。
本展では、主に江戸時代から明治時代にかけて様々な形式の茶の湯を描いた絵画を紹介します。
併設展 春のくらしと茶道具 場所:2階展示室
新春を寿ぎ、雛の節供を祝い、桜を愛でる春のくらしにちなんだ茶道具を展示します。
平成29年の干支である酉(鳥)を集めたコーナーも設けます。
平成29年新春展
☆★☆★描かれた茶の湯・ 後期 ☆★☆★
■開催日時:2017/2/28~3/29 9:30~16:30(入館と無料呈茶は16:00まで)
休館日/月曜日, 3/20開館 3/21休館
■開催場所:茶道資料館
京都市上京区堀川通寺之内上ル682番地(裏千家センター内)
■料 金:一般700円 大学生400円 中高生300円 小学生以下無料
■お問合せ:075-431-6474
■URL :http://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/tenji/