綴織 伊藤若冲展 百年の時を超えた工芸の力
「見る眼の有る人々を、千年待つ」
若冲が「見る眼の有る人々を、千年待つ」と言い残した数々の作品は、日本のみならず海外でも高い評価を受けています。明治期、川島織物二代当主・川島甚兵衞は、その卓越した世界観をいち早く見抜き、日本式室内装飾様式としてセントルイス万国博覧会に「若冲の間」を出展し好評を博しました。
今回は、日露戦争のさなか、日本の国力を世界に発信するため懸命に織り上げられた綴織額「紫陽花双鶏図」と、2010年に日本伝承染織振興会による依頼で製織された綴織額「池辺群虫図」を併せて展示します。
京都を代表する伝統工芸である綴織の表現技法が、百年の時を超えて見事に継承されていること、そしてこの継承を支えたのが京都そのものであることをご実感いただけます。
企画展「綴織 伊藤若冲展」関連イベント「若冲を描こう!」(9/4)
(株) 川島織物セルコン・デザイン室のデザイナーを講師に、若冲独特の筋目描き技法で「蛙」「松」「野菜」など繊細かつ大胆な墨絵をご自身で描いてみませんか。
日時・場所・参加方法
日時 平成28年9月4日(日)13:30~15:00
会場 小倉百人一首殿堂「時雨殿」
アクセス
定員 20名(先着順) 申込フォーム
参加費 1,000円(材料代として)
(但し、別途入館料が必要 高校生以上500円、小中学生300円)
伊藤若冲生誕300年記念
☆★☆★ 綴織 伊藤若冲展 百年の時を超えた工芸の力 ☆★☆★
■開催日時:2016/8/23~9/25 10:00~17:00
■開催場所:小倉百人一首殿堂 時雨殿
〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
■観覧料金:高校生以上500円 小中学生300円
■お問合せ:075-882-1111 ogura@kyo.r.jp
■U R L:http://www.shigureden.or.jp