開館20周年記念☆クロード・モネ20点/アサヒビール大山崎山荘美術館
開館20周年を迎えた2016年は、奇しくもモネの没後90年にあたります。
本展では、当館所蔵品の柱である印象派の巨匠モネに焦点を当て、所蔵する8点を一堂に公開するとともに、国内美術館等から厳選された珠玉の作品を合わせた20点で、モネの作品と生きた時代を振りかえります。
絵画の新しい時代を切り拓くとともに、庭を造り、食を楽しみ、美しいくらしを追い求めたクロード・モネは、日本にあこがれ、最後にジヴェルニーの地に理想郷をつくりました。その作品群は、ここ大山崎で、同じく美を求めてこの地に集った人々の足跡と出合い、相互に響きあうことでしょう。
※ 会期中展示替えを行います
クロード・モネは1840年フランス・パリに生まれ、ほどなく一家は海辺の街ル・アーブルに転居し、モネはそこで幼少期を過ごします。絵画を学ぶため再びパリに出てからは、エトルタ、アルジャントゥイユ、ロンドンと創造の源泉を求めて旅に明け暮れ、ようやく40歳代に入りパリ近郊のジヴェルに居を定めました。
そこでモネは絵を描くように庭を造ります 草木の配置や花の配合を草木の配置や花の配合を細かく研究し、庭師を雇い、自身のイメージを現実の庭に再現したのです。庭で思索し平安を見いだしたモネは、睡蓮を育てながら描きつづけ、やがて睡蓮の絵画に囲まれた部屋で人々がやすらぎを感じることを期待しました。当館が所蔵す《睡蓮》連作5点は、このジヴェルニーの庭で生まれた作品です。
■講演会
1.「日本からジヴェルニーへ:モネとその世界」
講 師: 千足伸行氏(成城大学名誉教授、広島県立美術館長)
日 時: 9月24日(土)14:00 – 15:00
2.「モネの技法」
講 師: 森直義氏(修復家、森絵画保存修復工房代表)
日 時: 9月25日(日)14:00 – 15:30
3.「モネ 画家の愛した庭と食」
講 師: 林綾野氏(キ レイタ ア トライタ )日 時: 10月2日(日)14:00 – 15:30
定 員: 各回50名、要申込(先着順)
会 場: 当館展示室2
参 加 費 : 無料、ただし美術館入館料は別途必要
参加受付: 返信可能なFAXまたは往復はがきで (1)イベント番号・日時(2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ (3)住所 (4)電話番号(5)FAX番号 をご記入のうえ、「イベント係」まで FAX : 075-957-3126
開館20周年記念
☆★☆★ うつくしいくらし、あたらしい響き ― クロード・モネ ☆★☆★
■開催日時:2016/9/17~12/11 10:00~17:00 (入館16:30まで)
休館日/月曜日 (月曜祝日は翌火曜)
■開催場所:アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3
■料 金:一般900円 高大生500円 中学生以下無料
■お問合せ:075-957-3123
■URL :http://www.asahibeer-oyamazaki.com/