ラーメン ガッツン
ラーメン ガッツン
「コッテリ」と「濃厚」は違うというスープの代表格。利用客の8~9割が注文するという商品名が「こってり」なので、敢えてその言葉を使うなら「毎日食べられる」「高齢者でも大丈夫」な「こってり」となろうか。「苦労話? 夏は暑い!冬は寒い!(笑)」。闊達にご主人は笑うだけで「スープは鶏ガラと豚骨と、節類? それはナイショ(笑)」と、素材については口が固いが、ルックスから予想される匂いは全くなく、下処理から相当に丁寧な仕事ぶりうかがえる。四条通千本のほぼ角地。店のルックスは立ち飲み屋の趣だが、学生から近所に料理店を構えるご主人まで、寒い時期だろうが、立ち食いだろうがなんのその。高密度の粒状が大きいスープは正真正銘、新進気鋭の京都ラーメンだ。
「昼やって一回閉めてスープが冷めて、また夜やるとスープに匂いがでてしまうんやね。舌と鼻の肥えた人に『何だこりゃ?』と言われたら困るから」とご主人。今月半ばからは営業は夜だけに専念することにした
■京都市中京区四条通
千本西入ル南側
075・822・0404
18:00~翌2:00/水休
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