京に癒やされ 祇園祭 生稚児結納の儀 ごず, 八坂神社, 天王, 宣杖の儀, 常盤御殿, 御千度の儀注連縄, 悪王子社, 洛中絵図, 生稚児, 祇園牛頭, 祇園祭屏風, 禿, 結納の儀, 綾傘鉾, 藝能史研究会, 長刀鉾, 長刀鉾町 2019年6月27日 神の使いよ現代の疫病を祓い給え 祇園祭は7月に始まると言われるが、その序章となる行事は既に始まった。 長刀鉾が今年の生稚児(いきちご)を町内に迎える養子縁組の結納の儀である。 稚児の両親や親族などの稚児家と長刀鉾保存会の […]
京に癒やされ 氷室 水無月 三角形の外郎, 和菓子「水無月」, 御室氷室, 悪魔を祓い, 暑気を祓い, 本氷室, 衣笠氷室, 西氷室, 高野氷室 2019年6月20日 6月晦日に食べる菓子 和菓子「水無月」を、京都では6月30日にいただく菓子との習わしがある。 この水無月をいただく事で「暑気を祓い」、「悪魔を祓い」、あと半年の「無病息災を祈願する宮中の神事」を真似たもののようだ。 三角 […]
京に癒やされ 水羊羹 あんみつ, わらび餅, 冷煎茶, 寒天菓子, 慈覚大師円, 柿羊羹, 栗羊羹, 精進羊羹, 葛きり, 青竹, 麩饅頭 2019年6月13日 羊の肝が涼夏のスイーツとなる 涼をもたらす夏の和菓子が届くと嬉しいものだ。 葛きり、あんみつ、わらび餅、麩饅頭に水羊羹。 包装を開くや青竹などが目につくと、殊更に喜んでしまう。 青竹に入った水羊羹は、幼少の頃よりの大好物 […]
京に癒やされ 涼菓 オゴノリ, おまん屋, オレンジゼリー, お餅屋, グループフレーツゼリー, テングサ, フルーツパーラー・クリケットゼリー, レース羹, わらび餅, 京洋菓子, 京菓子, 土用餅, 夏柑糖, 夏菓子, 大極殿本舗, 天草, 寒天, 暑気祓い, 村上開新堂, 水無月, 琥珀羹, 生麩饅頭水羊羹, 老松, 葛, 葛きり 2019年6月6日 京の柑橘冷菓 寒天の妙 京菓子屋はんに限らず、おまん屋はん、お餅屋はんにおいても、和菓子は季節感が鍵だ。 猛暑の最中、夏の菓子となれば、目と舌にいかに涼を感じさせるかが、決め手である。 涼しげな夏が演出された粋なお菓子に […]
京に癒やされ どこで愛でるか花菖蒲 その2 きゅうり封じ, しょうざん光悦芸術村, 偃柏槙, 勧修寺, 寛胤法親皇, 峰玉亭, 崇徳天皇, 平安神宮, 待賢門院, 後白河天皇, 梅宮大社, 池泉回遊式庭園, 法金剛院, 白河院, 神光院, 紫陽花, 花菖蒲, 蓮の寺, 野村別邸壁雲荘, 青女の滝 2019年5月30日 梅から三月百花繚乱で夏まじか 池泉回遊式庭園で花菖蒲を愛でられるのは、平安神宮や梅宮大社だけではない。 梅宮大社からなら新丸太町通を目指し、蓮の寺として知られる法金剛院を訪れるのが良い。 関西花の寺十三番札所を冠する寺院 […]
京に癒やされ どこで愛でるか花菖蒲 その1 中神苑, 南神苑, 咲耶池, 小川治兵衛, 尚美館梅宮大社神苑, 平安神宮神苑, 杜若, 東神苑, 栖鳳池, 植治, 池中亭, 澄心亭, 白虎池, 紫陽花, 花菖蒲, 苑勾玉池, 西神苑, 黄菖蒲 2019年5月23日 東なら平安神宮神苑か。西は梅宮大社だ。 葵祭や嵯峨祭が終わり、水無月が近づくと入梅が気になるが、初夏の先駆けとして咲く花菖蒲や紫陽花の楽しみも増してくる。 まずは花菖蒲である。 杜若とバトンタッチをするかのように咲きはじ […]
京に癒やされ 菖蒲の節句発祥の地 藤森神社 一字書き, 乗尻, 宮本下之郷, 手綱潜り, 払殿, 朝渡, 東福寺郷, 横乗り, 深草郷, 皇馬, 矢払い, 菖蒲の節句, 葵祭, 藤下がり, 藤森神社, 藤森神社鼓笛隊, 賀茂祭, 賀茂競馬会, 路頭の儀, 逆乗り, 逆立ち, 駈馬奉納, 駈馬神事 2019年5月16日 春たけなわで馬駆ける 春祭酣(たけなわ)と言う使い方をするので、春祭(はるまつり)とは春に行われる祭りの総称であると誰もが理解している。 更に、日本国語大辞典にあるように、「その年の豊作と、悪疫の流行を防ぐことなどを願っ […]
京に癒やされ 菖蒲の節句とちまき 屈原, 柏餅, 端午の節句, 粽, 菖蒲の節句, 鎧兜 2019年5月9日 ひたすら厄除けを願う 端午の節句といえば男子。 男子とは、武将。 武将の象徴といえば、これ甲冑である。 お公家さんの京都には鎧は不似合いと思いきや、どっこい、立派な有職の兜が家々には飾られている。 平安時代の鎧兜は男子の […]
京に癒やされ 皐月の葵祭 前儀 流鏑馬 イン・ヨー, 上賀茂神社, 下鴨神社, 世界文化遺産, 伏見稲荷大社, 先斗町歌舞練場, 平清盛, 床びらき, 斎王代女人列御禊神事, 歩射神事, 流鏑馬神事, 糺の森, 言葉, 貴船, 賀茂祭, 賀茂競馬, 陰陽, 騁射, 騎射, 鴨の神, 鴨川, 鴨川をどり 2019年4月25日 葵祭は弓矢を射るに始まるとは 「鴨川をどり」が先斗町歌舞練場で開幕されると、同時に「床びらき」である。 鴨川、貴船の皐月(さつき)一日の歳時である。 そして、15日の「葵祭」へと京都は活気を帯びてくる。 この黄金週間中に […]
京に癒やされ タケノコ 黒子・白子 イザナギ, よもつしこめ, 京銘竹, 向日市, 向日神社, 塚原, 大原野, 大枝, 孟宗竹, 山崎, 朝堀り, 桂川, 洛西一帯, 物集女, 白子筍, 西山丘陵地, 西山断層帯, 長岡京市, 黄泉醜女, 黒子筍 2019年4月18日 旬の筍を食せるところとは 茹でた筍を切ると白い粉が出る。 この白い粉が脳を活性化させ新陳代謝を活発にさせるチロシンだそうだ。 筍は、便秘解消に効果のある食物繊維のセルロースが豊富であり、体内塩分を排出し血圧を安定させるカ […]
京に癒やされ 続 醍醐寺枝垂桜を歩く 三宝院・霊宝館編 三宝院, 仁王門, 土牛の桜, 報恩院, 大紅しだれ桜, 桜尽くしの襖絵, 桜馬場, 清瀧権現, 真言宗醍醐派総本山, 神泉苑, 空海, 聖宝理源大師, 豊太閤, 豊臣秀吉, 醍醐寺, 霊宝館 2019年4月11日 花の醍醐は桜尽くしで千年健在、クローンで技あり。 伽藍をあとに、仁王門を背にして桜馬場を三宝院へと歩く。 霊宝館塀沿いののっぽの枝垂桜に目が行く。天に向かう枝は昇り龍のように見えた。 真言密教の守護神は「清瀧権現」だそう […]
京に癒やされ 上賀茂神社の櫻 みあれ桜, 上賀茂神社, 孝明天皇, 御幸桜, 御所桜, 斎王桜, 葵祭, 蜂須賀桜, 賀茂曲水宴, 賀茂桜, 賀茂競馬, 足汰式, 鞭打の桜, 風流桜, 馬出しの桜 2019年4月4日 桜花と共に継がれる千年無形の文化遺産 四月上旬の京のあちこちは花見で賑わしい。 満開見頃に花見ができるようにと、毎年行く先を練り、下見にも出かける。東奔西走し、カレンダーに印をつけている。 その間、毎年必ず数回も立ち寄る […]