平安京の美しさを受け継ぐ
大覚寺勅使門
紅枝垂桜に勅使門 広い庭に一本咲く勅使門前の紅枝垂れ桜は存在感は大きい。
紅枝垂桜ごしの宸殿
牛車に勅使門
旧嵯峨御所大覚寺門跡
真言宗大覚寺派大本山
「近畿三十六不動尊霊場」の第十三番札所
814年、平安遷都20年後に即位した嵯峨天皇は、都より離れた葛野の地をこよなく愛され、后との新居として嵯峨院を建立。これが現在の大覚寺の前身・嵯峨離宮である。貞観18年(876)、嵯峨天皇の長女・正子内親王が嵯峨院を大覚寺と号し、初代門跡(住職)に淳和天皇皇子の恒寂入道親王を迎えた。親王は嵯峨天皇の孫であり、また弘法大師の法灯を継がれた方で、嵯峨天皇と弘法大師の親交と理想を受け継いで、新たに大覚寺を出発させた。
同じ頃、隣接する大沢池の周りの桜も満開となる。