知恩院三門の昼と夜
元和7年(1621)、徳川二代将軍秀忠公の命を受け建立されました。
構造は入母屋造本瓦葺(いりもやづくりほんがわらぶき)で、
高さ24メートル、横幅50メートル、屋根瓦約7万枚。
寺院の門を称して「山門」と書くのに対し、知恩院の門は、「三門」と書きます。
これは、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、
悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しています。
その構造・規模において、わが国現存の木造建築として最大の二重門で、
外に掲げられている「華頂山」の額は、大きさは畳二畳以上にもなります。
御影堂大修理にともないまして、方丈庭園の拝観は休止しています。
ご参拝の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、
なにとぞご了解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
知恩院
京都市東山区林下町400
075-531-2111
http://www.chion-in.or.jp/index.php