幻の桜ともいわれる
京都・洛西の名社 大原野神社 の「千眼桜」の満開に
出会えました。

もこもこと花房をつけた一重のしだれ桜で、
遠目に見ると、たくさんの眼のように見えることから
「千眼桜」
と名付けられたそうです。

花の命は短くて、開花から3日ほどで散ってしまうため、
その姿に遇うことがなかなか難しいことが
「幻の桜」と呼ばれる所以です。

満開の桜に出会えたなら、千の願い（千願）が叶うそうな……
満開の「千眼桜」に千のお願いをした後は……
お約束、まさしく花よりだんご！
奈良の猿沢池を模した鯉沢池のそばの
「春日乃茶屋」に直行！

ナント、お琴の生演奏中。

 

地元産のよもぎを使った 名物「よもぎ団子」（一皿200円）を
注文。
濃いよもぎの香りと程よい甘さの粒餡がとても上品なお味。

この「よもぎだんご」、言ってみれば”草もち”なんだけど
“草もち”フリーク　ウン十年（！？）の記者にして、
初めて見る形状。
まあるく伸ばしたおもちに餡を乗せ、
半分にたたむカタチはありますね。
しかし、
その表面に何やら模様が…..

訊いてみると、
この「よもぎだんご」は大原野の家庭に代々伝わるもので、
厄除けを願い、
それぞれの家に伝わる型で文様を付けるのだそうです。

名物、と謳うだけあるね！！