祇園祭 和硝子の特設展示/嶋屋画廊
祇園祭は49年ぶりに山鉾巡行の後祭 (あとまつり) が「1000年以上続く伝統と歴史のある祇園祭を本来の形に戻し、正しく後世に継承することが必要」という伝統を重んじる方々の熱意により復活し、 今年も大いに盛り上がることと思います。
そんな祇園祭にお越しの際に和硝子の美しさも楽しんで頂きたく特設展示をおこないますので、是非ともお立ち寄りください。
何百年・何千年も受け継がれた職人の技術を伝承することは今の日本の状況だからこそ必要と考えています。日本の培ってきた伝統を、着物デザイン・硝子細工・建築で得た経験や知識を活かし後世に残こすことができないだろうか?といった思いの基に創り上げたのが和硝子です。
「絹糸・金糸・銀糸を1本1本紡ぐ」「糸で1本1本生地を織る」「生地を1色1色染める」「針と糸で1刺し1刺し刺繍を施す」このような工程を何十日・何百日も経て創り上げる「着物」や「帯」を作品の素材として使用します。1つの作品を完成させるためには何十人もの伝統技術を持った職人が必要です。また、何十年・何百年も昔の「着物」や「帯」も作品として蘇らせる事もできます。
日本の伝統美術の新しい「かたち」として、時代とともに薄れゆく日本の美しい伝統や心を現代に蘇らせ、未来へと歴史を繋ぐ役割となれれば幸いです。横田 満康(和硝子作家・建築家)
☆★☆ 和のあかり展 ☆★☆
■展示期間:2015/07/12(日) 〜 07/17(金)
■展示会場:嶋屋画廊
住所:〒600-8005 京都市下京区四条通冨小路東入立売東町23
■料 金:入場無料
■URL :http://www.kyoto-waglass.com/