久保 修 切り絵の世界 ★美術館「えき」KYOTO
切り絵画家、久保 修くぼ しゅう(1951年―山口県美祢市生まれ)。大学建築科在学中に切り絵に出会い、独学で切り絵の制作を始めます。スペインでの海外生活を経て、様々な素材を使い表現するミクストメディア(混合技法)と呼ばれる独自の技法を築きあげます。久保修の切り絵は、質感や立体感、遠近感を感じさせ、線の太さによって光と影を表現しています。描いた絵を和紙と重ねてアートナイフで切り抜いて制作しますが、残った黒い線が全てつながっているのが大きな特徴です。
旅行記の新聞連載や郵便ふるさと切手、年賀はがき、飲料缶など様々なところで作品が使われています。活躍は国内にとどまらず、2010年~ニューヨークを拠点に活動、また国際交流基金主催事業などでスペイン、ポルトガル、フィリピン、イラン、トルコ、中国、ロシア、キューバ、シンガポールなど世界各国を訪れ、切り絵を通じ継続的に日本文化を紹介しています。2012年には、日米桜寄贈100周年記念事業として、エンパイア・ステート・ビル、2014年にはロシア・モスクワ国立東洋美術館において展覧会を開催、また作品集も多数出版するなど活躍の場は広がっています。
2回目となる今回は、季節の食材や京都の風景を切り取った作品など、約100点の切り絵を紹介します。
久保 修 ギャラリー・トーク
●会場:美術館「えき」KYOTO
●3月9日(土)・10日(日)・24日(日)・25日(月)/
各日午前11時から・午後1時30分から・3時から
●3月23日(土)/午後1時30分から・3時から
※各回約30分※マイクを使用し、会場内を移動しながらお話します。
※事前申し込み不要。ご参加は無料ですが美術館入館券は必要です。
※混雑した際は、入館制限をさせていただく場合がございます。
☆★☆★ 久保 修 切り絵の世界 ☆★☆★
-紙のジャポニスム-
■開催日時:2019/3/9~4/7 10:00~20:00
■開催場所:美術館「えき」KYOTO
〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
■入 場 料:中学生以上 500円
■お問合せ:075-352-1111
■URL :http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/