展示の中心となっている雛人形は、奇数年に高津古文化会館で公開されて来たが、一昨年に会場を「平野の家　わざ永々棟」に移して、「わざ永々棟」のお雛さまと共にお披露目された。
会場の「平野の家　わざ永々棟」は、北野天満宮と平野神社の中程にある大正末期の木造建築を数奇屋大工棟梁・山本隆章氏が中心となって修復し、2010年11月に大正モダニズムの漂う新しい京都の文化スポットとして開館し、衆目の期待を集めているところだ。

【関連イベント】
☆少女たちの「ひな茶会」子どもたちによる点前とお運び日時:2013年3月3日(日)11:00～、12:00～、13:00～、14:00～、15:00～
料金:2,000円茶菓付、入館料含む) 定員:各回6名
※事前申し込み制です。ご希望の方は3月1日(金)までに、「平野の家」までお電話またはFAX075-462-0114にてお申し込みください。
☆講演会「雛のこと-雛の中の源氏の君つくろひ立てて(紅葉賀)-」
日時:2013年3月23日(土)14:00～16:00
料金:2,500円(茶菓付、入館料含む)　講師:切畑 健 先生(京都国立博物館名誉館員)
※事前申し込み制です。ご希望の方は3月20日(土)までに、「平野の家」までお電話またはFAXにてお申し込みください。

高津古文化会館所蔵の享保雛、有職雛、次郎左衛門雛などに、雛懐石や雛調度、大小の御所人形や加茂人形が勢ぞろいし、平野の家に伝わる明治・大正・昭和の市松人形、丸平大木のお雛様とともに展示されています。
大将モダニズムのお座敷でお茶菓子をいただきながら、その空間にみを委ねてみてはいかがでしょうか。

■開催日時：2013/2/23 ～ 3/31 10:00～17:00　 休館日/月曜日
■開催場所：平野の家 わざ永々棟
京都市北区北野東紅梅町11
■入 場 料：一般1000円 高大学生800円 ※茶菓付:2,000円
■お問合せ：075-462-0014
http://waza-eieitou.com