生誕130年 竹久夢二と大正浪漫の世界
竹久夢二(1884~1934)は大正浪漫を代表する画家です。出身は岡山県ですが、32~34歳の2年間を京都で暮らすなど、京都にゆかりのある画家でもあります。日本文化と西洋文化が交じり合い大正浪漫として花開いた当時、夢二の描く抒情漂う日本女性は、新聞や雑誌を通して、多くの人々の心をとらえました。「夢二式」と呼ばれる美人画で知られた夢二ですが、絵画の他にも、本の装丁をはじめ、千代紙や便箋などのデザインを数多く手掛けています。また詩人としても活躍し、夢二作詞の「宵待草」は一世を風靡しました。
本展では、この夢二の幅広い活躍をご覧いただきたく、京都国立近代美術館所蔵コレクションより、肉筆画、セノオ楽譜の表紙絵、装丁本、便箋 · 封筒、絵葉書、千代紙、ポスターなど選りすぐりの約100点を展示いたします。
魅力あふれる、竹久夢二の世界を是非ご堪能ください。
☆★☆★ 生誕130年 竹久夢二と大正浪漫の世界 ☆★☆★
■開催日時:2014/11/6~12/5 10:00~17:00
■開催場所:京セラ美術館
〒612-8501 京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地 京セラ本社ビル1F
■観覧料金:無料
■お問合せ:075-604-3500
■U R L:http://www.kyocera.co.jp/company/csr/facility/museum/