節分・石清水の鬼やらいと湯立神事 / 石清水八幡宮
湯立神事は毎年2月1日と3日の正午より斎行される春を呼ぶ節分行事。
男山中腹に涌き出る霊泉「石清水」から汲み上げた御神水を、3つの大釜で沸かして、塩、米、酒を順番に入れ清めてから、煮立った湯を御神前に献上します。
そのあと、神楽女が両手の笹の葉で釜の熱湯を四方に激しく振り撒き、厄除・無病息災・五穀豊穣を願う多くの参拝者は、その熱湯を浴びようと賑わいます。祭典のあと、笹の葉が参列の皆様に分けてくださいます。
今年は1月31日が日曜日となり、鬼やらいが湯立神事の前日にあります。
鬼やらい神事は2016年1月31日(節分前の日曜日13時~、14時~)に行われます。
節分の3日が日曜の場合は3日に湯立神事とともに執り行われます。「鬼やらい人」が邪気を祓うといわれる桃の枝で作られた弓で四方を射、次に同じく桃の枝で作られた剣で「鬼やろう」の掛け声とともに四方を打ちます。
その後、鬼やらい人を始め、年男・年女が境内に現れた鬼たちに「鬼やろう」の掛け声とともに豆を撒き退散させます。
それまで鬼を見て泣きじゃくっていた子どもたちもその退散する姿に笑顔を取り戻し、そして参拝者に豆が振る舞われます。
■開催日時:2016/1/31 (節分2月3日前の日曜日)
鬼やらい 13:00~ 14:00~ 2016/2/1, 2/3 湯立神事12:00~
■開催場所:石清水八幡宮 八幡市八幡高坊30
■料 金:境内自由
■お問合せ:075-981-3001
■U R L:http://www.iwashimizu.or.jp/