Restaurant La table au japon ラ ターブル オ ジャポン
語って説いて…、ふたりの店に
南仏トゥール・トゥールにあるレストラン「La table」の極私的な支店である同店。とは言え、本店は星が付くようなお堅い店でも、グランメゾンでもない、夫婦が営む「田舎のレストラン」だ。そんなレストランにご主人、迎公彦さんは強く憧れを抱いた。そんな誰もが気さくに入れる店をつくりたいと思うのは至極、当然のこと。しかし奥様である淑恵さんは本店がどんなものなのかは、ほとんど知らない…。そこで公彦さんがしたことは、本店について話し続けることだった。その店がいかに愛され、トゥール・トゥールの人々に必要とされていたかを、楽しそうにコンコンと語るご主人に、奥様が惚れ直したことは想像に難くない。図らずも安心しきれるパートナーを得て生まれた店が、客に緊張を強いるわけがない。
京都市下京区高辻通御幸町
西入ル北側茶磨屋町228番地
075・361・6630
11:45〜L.O.14:00
18:00〜L.O.21:30/火・第2水休
http://www.latable-jpn.com
【平均予算】
昼2100円 夜5000円
La table au japon (フレンチ / 河原町駅、清水五条駅、四条駅(京都市営))
夜総合点★★★★★ 5.0
昼総合点★★★★★ 5.0
夫婦フレンチ店
「フレンチって、行けるんや」と思わせる店には、何というか、安心感(緊張しないという意味の)があるもので、なぜだかそんな店は夫婦で営んでいるケースも多いような。それは何故なの? ってことを考えてみる。