京丹後へ! 間人♪カニ食べいこう! 完


生簀から選ばれしものたちだ。


籠に取り出された間人がにが調理場へと運ばれ、向かいの部屋の席に着いた。

先付けが運ばれる。熱燗でしばし。

早々と刺身である。
蕩けるような甘さと、磯の香りが口の中に広がる。
最初の至福の時である。

大皿に捌かれた二杯のカニが乗せられ、運ばれてきた。
焼とスキに、好みの量でやってくださいと言われた。


甲羅を乗せ、足を乗せ・・・・・


ぽってり膨らみ、グツグツ煮え立つのを待つ。



茶わん蒸しなどいらぬのだが・・・箸をつけないわけにも・・・

茹で上がりのカニがやってきた。
これは疲れるなぁと思ったが、正真正銘の先ほどの間人がにだと、見せに来てくれたようだ。
「では、捌いてきます」と、持ち去られた。

再開である。いい具合に包丁が入っていた。

その間も、次々と炭火の焼がにを楽しんでいると、


今度は、天麩羅である。田舎風の衣揚げだ。
「お熱いうちに・・・」
そう言われても、焼も茹でも熱いじゃないか、どれから食べればと。

コンロの土鍋が煮立ってきた。
用意されていた地野菜を入れても、もう食べられないのではと。
スキより、しゃぶしゃぶで、食べることにした。


l漁師町だからこそできる醍醐味である。
きっと、これを暴れ食いというのだろう。

お決まりのかに雑炊タイムがやってきた。
この雑炊は、一体どの腹に入るのだろうかといいながら、平らげてしまった。

お土産を買って、またこようねと、大はしゃぎの帰路についた。
旬の地魚料理と湖畔の宿 レイクサイド琴引
京都府京丹後市網野町小浜912
0772-72-1730
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