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    京に癒やされ

    ずいき祭に 秋の剣鉾

    祭りの楽しみ 一にグルメ、二に飾り物

    9月23日の晴明さんの神幸祭に、生憎、出向けなかったので、天神さんのずいき祭(還幸祭10/4)は外せなかった。何故かといえば剣鉾の写真を揃えたいからである。

    北野詣での小生の恒例に従い、中立売通北野商店街の長五郎餅本舗で黒糖入りわらび餅を、今出川通天満宮前西入南側で粟餅所(あわもちどころ)澤屋の粟餅を買い求め、鳥居前のとようけ茶屋で京野菜と生湯葉膳を頂きながら、渡御行列のお還りまで小休止を取った。
    ここの生湯葉丼は安くて美味いし、数あるデザート選びも実に楽しく、北野詣の時の定番になっている。いろいろと京豆腐屋もあるが、北野界隈の豆腐屋では、とようけ屋山本さんが京都人の気質にも一番あっているだろう。

    とようけ屋さんを出て、北野神社にお参りし、東門から上七軒のお茶屋さんの辺りで行列を待ち受けることにした。

    渡御は東門前から御前通を下り今出川通の鳥居へ、そして楼門に向かい三光門と行列する。だから、正面鳥居辺りでも良いが、還幸祭で行列の全てが見られるのは、上七軒通の東門が最後となる。
    行列のうち、第一列を行く赤い天狗のような「導山」、続く「剣鉾」、牛に引かれた「御羽車」は、東門より天満宮へ還ってしまうのである。つまり、鳥居前や楼門で待ち受けていても還ってこない。
    小生にとってのメインの被写体は剣鉾であるので、東門でないと目的が達し難いのである。

    4時過ぎに、屋根をずいき(里芋の茎)で葺き、赤ナス、南瓜、かしら芋、赤唐辛子などの京野菜や、京湯葉、麩で飾りこさえられたずいき神輿は、東門を後に西の京のお旅所に還って行った。

    それから半時間ほどすると、上七軒通の寄り合う軒の間に、馬上の神官を先頭にした行列が見えはじめた。この光景も京に住んでいて良かったと強く感じる一瞬である。

    その後に続いて、母親に付き添われた「八乙女」、「稚児の裃(かみしも)」が歩き、赤青の二頭の獅子舞が厄払いの口を開き、出迎えの観衆に愛嬌を振りまいている。

    流石に介添えの母親の姿は全員礼装で、しかも着物姿である。実に清楚で美しく、慎ましやかに見える。今日ばかりは、常着姿で、ギャルママ衣装の母親はいなかった。
    だから、祭りの風格を一層盛り立てているように思う。地域柄か風習の守られていることが良く判る。それらの習わしは、忘れずに、子供たちに言い伝え続けてほしいものであると思った。

    最終列がやってきた。「第一鳳輦(ほうれん)」、「葱華輦(そうかれん)」、「第二鳳輦」、そして、「宮廷馬車」に「馬上の神官」である。輦とは儀式などで行幸される神霊、天皇の乗り物のことである。神輿は、字の通り神の輿(こし)のことであるが、北野の天神さんでは鳳輦となっている。祭神を菅原道眞公とする天神社や祭神を大山咋神とする日枝神社によく見られる鳳輦は、神輿に比べ飾り具が少なくシンプルな造りである。

    さて、これでお目当てにしていた剣鉾が確認できた。北野天満宮本殿前の左近の梅、右近の松に因んだ「松鉾」と「梅鉾」の二基が荷鉾(にないぼこ)となって、連なる鳳輦の先頭に行列していた。

    秋祭りの幕開けとともに、小生の剣鉾巡りもあわただしくなりそうだ。

    次は、平岡八幡宮の例祭に出かけたい。三役相撲に鉾差しがある。
    小学3年生と青年との対戦なのだが、八幡さんの加護で、必ず青年が負け子供たちが勝つそうである。そして11時から鉾差しだ。平岡八幡宮では、「荷鉾」ではなく、腰で剣鉾を支え渡御する数少ない「鉾差し」が境内地で見られる。

    しかし、剣さしの復活も増え、鉾さしの妙技が見られる「剣差し」も、北白川天神宮の例祭、春日神社の春日祭、粟田神社の粟田大祭、吉田神社の今宮社例祭など、月半ばまで目白押しで安心した。

    京の祭に鉾が欠かせないことは、神泉苑に六十六の鉾を建て、祇園御霊会を執り行った時から始まり、厄払い禊ぎを行う悪霊鎮めの剣として、永く守り続けられてきた。
    京の祭の特殊な祭具で遺宝であるが故、是非ご覧いただきたい。

    剣鉾ブログ
    http://kenboko.kyo2.jp/d2015-09.html

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