「九州の「へうげもの」―知られざる織部高取焼」
織部好みの焼き物といえば、美濃・唐津焼が著名ですが、それだけではありません。かつて九州には、高取焼内ヶ磯窯という名窯が存在しました。
本展は、京都では初となる、内ヶ磯窯に焦点をあてた展観です。小山コレクションと古田織部美術館の所蔵品を中心とする約200点を出展、美濃焼と比較して展示することで、両者の共通点・相違点を明らかにします。作者のサインにあたる窯印や、作行など、織部好みの伝播の痕跡にご注目下さい。
古田織部の世界
古田織部は諱を重然といい、利休亡き後、「天下一」と称された武将茶人です。激動の桃山時代後期の茶の湯をリードした、独特の美意識を持つ古田織部好の茶道具を年4回の展示でお楽しみ下さい。
平成27年 夏季展
☆★☆ 「九州の「へうげもの」―知られざる織部高取焼」☆★☆
■開催期間:2015/6/20~9/13 9:30~18:00
休館日/期間中無休
■開催場所:古田織部美術館
京都市北区大宮釈迦谷10-37 太閤山荘内
■料 金:700円 中学生以下 500円
■お問合せ:075-491-0666
■URL :http://www.miyaobi.com/taikou-sansou/museum.html