お菓子とワインとフランス料理 raisin レザン
婦唱夫随? 奥様は肝っ玉シェフ
フランス語といえば、「アン・ドゥ・トロワ…しか知らなかった(笑)」という奥さんが、いきなりフランス語が飛び交うレストランの厨房へ。特別、料理人を目指していたわけでもないが、「この味がスキ!」と惚れ込んだ名店で働いてみたかったという。そう、同店の夫婦フレンチは、奥さんがシェフでご主人が菓子職人。「年中、休肝日はないですよ〜」と豪快に笑うワイン愛好家の彼女を優しく(時に小声でツッコミつつ)見守る彼。キッチンでの夫婦円満の秘訣は? と問えば、「完全役割分担制」という。「お互いのやり方に口出しは一切しません。でも、僕のデザートは出す前に味見をしてもらいますが(笑)」とご主人。目下、彼の悩みは酒豪の彼女が手掛ける料理があまりに酒を呼びすぎて、デザートが出ないことだという。
京都市下京区仏光寺通
柳馬場西入ル東前町405
ウーデベル1F
075・351・3778
12:00〜16:00
18:00〜23:00/木休
【平均予算】
昼1260円 夜4000円
レザン (フレンチ / 四条駅(京都市営)、烏丸駅、河原町駅)
夜総合点★★★★★ 5.0
昼総合点★★★★★ 5.0
夫婦フレンチ店
「フレンチって、行けるんや」と思わせる店には、何というか、安心感(緊張しないという意味の)があるもので、なぜだかそんな店は夫婦で営んでいるケースも多いような。それは何故なの? ってことを考えてみる。