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    京都ミステリー紀行

    悪霊だらけ(その11)

    ~平将門バラバラ事件~

    平将門
    平将門
     前回で「平将門の首は関東に帰る途中で力尽きて落ちたのではなく、隼人神の矢で射られたからだった」と書いたが、考えようによっては飛んでる最中に矢が当たったため、無念にも力尽きて落ちたともいえる。
     決して体力が続かなかったわけではない。

     ところで、別の伝説によると、落ちた将門の首は将門の愛馬がくわえて持ち去ったという。
     で、どこに持って行ったかというと、埼玉県。
     幸手市神明にある通光山浄誓寺の境内奥にある高さ3メートルの五輪塔がその首を埋めた場所であるとのこと。
    [googlemap lat=”36.072331″ lng=”139.744277″ align=”undefined” width=”500px” height=”300px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]埼玉県幸手市神明 浄誓寺[/googlemap]

     しかし、なぜ埼玉なのか?
     それは馬がたまたまここに運んできたから?
     本当に馬が運んできたのかどうかは分からないが、この場所は昭和58年3月に市指定史跡になっている。
     何はともあれ、これが正しいとなると、将門の首は落ちた場所と埋められた場所が違うということになる。
     中々複雑なのだな。

     次に移るが、茨城県坂東市の延命院には将門の胴体を埋めたという塚がある。
     将門の弟である平将頼がここに埋めたとか。
     坂東市は将門に力を入れているらしく、ホームページでもゆかりの史跡を15回に亘って紹介したことがあるが、それを読もうと思ったら中々全体にたどり着けないのは私がアナログ人間だからだろうか。それとも将門の祟り?
    [googlemap lat=”36.032013″ lng=”139.91870599999993″ align=”undefined” width=”500px” height=”300px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”] 茨城県坂東市 延命院[/googlemap]
     将門の胴体については謎がある。
     栃木県足利市の大原神社は「飛んで来た将門の腹を埋めた」と言われているのだ。
     
     将門の胴体と腹は分離した!?

     「腹の部分が飛んで来た」ということは、胴体は胸と腹に分かれたことになる。
     となると、足はどうなったのか?

     足はどこに行ったか分からないのだが、手は同じく足利市の大手神社に落ちたのだという。
     やはりバラバラになっていたのだ。

     で、足は?

     足だけに、やはり空を飛ばずにそのまま走って行ったか。
     前が見えないから、何処へともなく走り去ったのかもしれない。

     東京都新宿区西新宿の鎧神社は将門の鎧が埋められているという。
    [googlemap lat=”35.704545″ lng=”139.69205″ align=”undefined” width=”500px” height=”300px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]東京都新宿区西新宿 鎧神社[/googlemap]
     足は?

     千葉県東金市の稲荷神社は「将門稲荷」とも呼ばれ、「将門の遺骸が埋められた」という。
     足ではないのか?
    [googlemap lat=”35.556629″ lng=”140.37831800000004″ align=”undefined” width=”500px” height=”300px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]千葉県東金市 稲荷神社[/googlemap]
     福島県南相馬市は将門の子孫という相馬氏がいたそうだが、相馬野馬追というのがある。
     
     馬の足!

     行方不明の将門の足はここに来たのではないのか。
     本当は子孫がいたのではなく、足がやってきたのかもしれない。
     足だけが走って(あるいは歩いて)来たというインパクトが馬の足と結びついて相馬野馬追になったのかもしれない。
     
     それにしても平将門という人は、あっちこっちに分散させられて、まさにバラバラ事件である。
     そりゃ怨霊にもなるだろう。

     だかしかし、将門から見れば、勝手にバラバラにしてしまう生きた人間たちこそが真の悪霊かもしれない。
    (来週に続く)

    【言っておきたい古都がある・111】

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