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    京都ミステリー紀行

    一期一会のアート(前編)

    「次」はもうない。儚いアート

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    芸術というものは普遍的かつ永続的なものだというのが定番だが、時として期間限定のものがある。いえいえ、これは今どこかの美術館でやっている展覧会を見のがしたらもう国内では二度と見ることが出来ないかも、という話ではありません。正真正銘、「その時だけ」というアートが存在するということ。
    前編では2年前に嵐山でやっていた砂のアートを取り上げる。

    鳥取砂丘の砂を渡月橋の畔、中ノ島公園に持ち込んで砂の像が制作された。なぜ鳥取砂丘かというと、そこには砂の美術館があるからだそうである。
    メインの「京乃七夕」はサンドアートの専門家の作品の由。他は学生の「力作」とのこと。
    砂の像は展示期間が終れば再び砂に戻る。同じものはもう二度と作らないかもしれないのである。
    以下、学生の作品を見てみよう。

    「三猿」はいかにも、であるな。見ザル、聞かザル、言わザルというと八坂庚申堂のようだ。

    おそらくモアイ像と思われる作品は、どことなく「そのへんのオッチャン」のようにも見える。
    明らかな「花」は朝顔であろうか。

    さらにこれは現代アートの影響を受けているのかとも思われる作品。両手で何かを持っていて、フタの開いた箱からは足跡らしきものが点々と続いている。
    この意味はこれを作った本人にしか分からないだろう。ひょっとしたら「意味なんて無いんですよ。感じ取ればいいんです」と開き直るかもしれないが、製作者には「感じ取って欲しい何か」があるはずではないのか。いや、これもまた「これを見た人がそれぞれ違う何かを感じ取ってくださればよい」のかな?

    次は赤ちゃんであろうか。中々不気味だ。落語に「恐怖の赤ちゃん」という小噺がある。

    ある夫婦に赤ちゃんが生れた。
    ある日、お爺ちゃんがその赤ちゃんを抱いていると、赤ちゃんがお爺ちゃんの方を見てニターッと笑い、
    「おじいちゃ〜ん」と言った。
    するとその次の日、お爺ちゃんが死んだ。

    ある日、お婆ちゃんがその赤ちゃんを抱いていると、赤ちゃんがお婆ちゃんの方を見てニターッと笑い、
    「おばあちゃ〜ん」と言った。
    すると次の日、お婆ちゃんが死んだ。

    ある日、お母さんがその赤ちゃんを抱いていると、赤ちゃんがお母さんの方を見てニターッと笑い、
    「おかあちゃ〜ん」と言った。
    すると次の日、お母さんが死んだ。

    またある日、お父さんがその赤ちゃんを抱いていると、赤ちゃんがお父さんのほうを見てニターッと笑うので、お父さんが、
    「頼む! 何も言わないでくれ〜!」と泣いて叫んで頼んだのに、赤ちゃんはさらにニタニターッと笑うと、
    「おとうちゃ〜ん」と言った。
    すると次の日、八百屋のオッサンが死んだ。

    まあ、この赤ちゃんの父親は誰だったのかという話ですが。。。

    少子化が言われる中、子供が生れるのはおめでたいのだが、誕生日に砂のケーキというのはどうなのかな?
    砂を噛むような思いをする人がいるかもしれない。
    ガマガエルのようなものもあった。ガマなら縁起物だが、カエルならもつと目が飛び出しているのではなかろうか。

    最後は頭だけの不気味な子供かな。宇宙人かもしれない。

    私は青空天井で砂の像を展示して、雨が降ったらどうするのだろうかと思ってしまうのだが、まあ流れてしまったらそれはそれで一期一会か。

    砂の像というのは世界各国に専門家がたくさんいるらしい。結構盛んなのだ。
    しかし、これが一期一会の芸術だとしたら、札幌雪まつりの雪像もそうなるだろうし、氷の塊で作る氷像なども溶けるまでの一期一会になるだろう。
    さて、この次京都で砂の像が見れるのは何時になるかは分からない。しかし機会があれば一度見ておく価値はある。
    それにしても、海岸で作る砂の城の仲間のようなものがアートになるのだから、これは砂遊びの発展系なのかもしれない。大人になっても子供のような発想が出来れば確かに芸術といえるだろう。

    【言っておきたい古都がある・59】

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