91
’91年6月号「この一冊、全部食うても一ヶ月」[8]。おなじみの「地球屋の皿うどん」も「コロナの玉子サンド」も「アローンのオムライス」も「味味香のカレーうどん」も載っている。今号にご登場いただいた「英太朗」はラーメンではなく「おろしうどん」の写真だ。
元橋一裕編集長の代になり、ちょっと情報誌っぽくなっている気もする。
そしておそらく、初代のラーメン特集であろう、’91年11月号「突撃拉麺」[9]。移転前の「山さんラーメン」や、お馴染みの「長浜ラーメンみよし」も、伝説の「天下一品」木村社長のロングインタビューも載っている。その後、「爆食拉麺(’93)」「ご推奨ラーメン(’95)」「京都ラーメン合戦(’96)」「ここんとこやられてもぉた京都ラーメン(’01)」「京都でラーメン、食べるなら(’03)」「京都・ラーメン検定(’05)」「京都ラーメン物語(’07)」、そして今号と、時代を問わず本誌のキラーコンテンツは続いていく。以前にも「中華料理店の一品としてのラーメン」なんてコーナーがあったりして、企画も一回りしたということか。