clubfameの歴史

PROLOGUE ふり返ればナニがいる?

本誌25年、50の記憶

50

 節目節目に、何度もやってきた気はするのだが、ふり返ることができるのもとうとう最後になったので、もう一度だけ、ということで本誌の歴史を追ってみたい。
 と、言っても最後の編集長となった僕が本誌に関わり始めたのは‘94年。足かけ16年分しか歴史を知らない。一部伝聞だったり、感想だったりで、諸先輩方には恐縮ではあるが、総巻数309のうち、190号に立ち会い、一般に「雑誌」と認知されてからの歴史で言えば、おそらく8割近い歴史を見てきたはずなので、ご容赦いただきたい。
 「A CITY FOCUS」ファンも、「Club Fame」ファンも、「CF!」ファンも、「京都CF!」ファンも、またそうでない人も、たまたま一冊買っただけの人も、懐かしい曲を聴くときのように、当時の気分を思い出していただけるだけで幸いだ。


 

text  竹中聡