「ねえねえ。今日の水やり当番、あなたじゃなかった? お局様がもうやっちゃってるわよ」「あ〜!すっかり忘れてた。やば〜い、またイヤミ言われちゃう」「いいんじゃない。何だかんだ言ってても、ああやってかいがいしいところを男性陣にアピールしたいみたいだし。会社中の植木がペーパープランターになって色がなくなった分、自分が職場の花になってるつもりなんじゃないの」「それにしても、このプランターの紙はどうかと思うけどね。ちゃんと育たないと角が直角になってなくて、プリンターとかコピー機でつまっちゃうし。いくら使用済みの紙くずを肥糧にして育つって言われても、花粉症の主任がかんだ鼻紙を肥糧にしてるかと思ったら、手が伸びないしねえ」「いや〜ん、同感〜!」
【作】 菊田 智之 京都精華大学芸術学部 マンガ学科カートゥーン・マンガコース4年生
【評】 ヨシトミヤスオ 京都精華大学芸術学部・ 教授
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